昨日、英語コーチングのメンバー様とのセッション時に、英語を話すときに大切なこととして
カジュアルであることと
ナチュラルであること
をお伝えさせて頂きました。
「カジュアル」というのは、もちろん、そのコミュニケーションが発生する状況にはよるのですが、
つまり、堅苦しくない感じ、ということです😊
TEDなどの動画でもそうですけど、外国人のスピーチって、ユーモアを交えたりしながら、リラックスした雰囲気でやっているスピーカーが多いですよね。
もちろん、プレゼンなどでは内容を作り込んでおくことはとても大切だし、その点は欧米人の方も仕事のプレゼンではそこに命かけてる!というくらい準備したりするのを私も見てきました。
ですが、本番のプレゼン時は、リラックスして、そして自分の言葉でアドリブも入れながら話します。
そして、その内容が素晴らしいことは前提の上で、その場でスピーカーが生み出す空気感が、聞いている人のハートに届き、感動が巻き起こる、ということが起きたりするんですね。
最近は、TEDやYoutube上での様々なスピーチやプレゼンが見られることから、日本人のプレゼンも変わってきたのだとは思いますが、以前はだいたい、う〜ん・・・・何が言いたいのかなぁ、とか、つまらないな・・・とか笑 とっても失礼な話ですが思うことが多かったです。
で、それって、プレゼン資料の作り方とか、内容の構成とかももちろんあるのですが、私個人の意見ではいちばんは、
スピーカーの方が出す空気感が堅苦しい
ことが原因で、引き込まれるということが起きないのではないかと思っています。
Inside Out(内側から外側へ)のあり方が人を感動させる!
プレゼンや面接など、相手に自分の思いを伝えたい時こそ、ぜひ気をつけて頂きたいことがあります。
それが、リラックスしていて自分らしくあるということ。
なぜ、それが重要かというとですね、緊張していて堅苦しい気持ちで何かを話している時というのは、意識が相手を見ていないんです。
自分が言うべきこと、それは準備してきた内容だったり、正しい言葉遣いだったりにばかり意識が向いていて、しかもその出どころはアタマです。
なので意識は始めから終わりまで外側に向いています。
それに対して、リラックスしていて、自分らしくある時は、内側のハートを出発点にしているので、
言葉を発生するときも、ハートから出発することができるのです。
そして、もちろん、向かう先は、相手のハートです🥰
これを私は、Inside Out(インサイドアウト=内側から外側に向かう)コミュニケーションと呼んでいます。
この状態で相手と向き合うと、相手の心に、あなたの思いが届きやすくなるし、伝わりやすくなるのです。
たとえ、言葉は足りていなくても、これが起きます🎉
そしてこの状態はつまり、ハートで繋がった状態となって、エネルギーで言うなら共鳴が起こっている、と言うことになるのです。
リラックスしてハートを開こう
英語を学んでいると、しっかり勉強している人ほど話せなくなる、という不思議なことが起こります。
これは、先ほどのOutside Out(外側から外側)のコミュニケーションになってしまっている状態で、文法とか、言葉の正しさばかりに意識がいっていて、自分の思いがそこに乗せられていないのと、相手を見ていないことから、
どんなに正しい文章を言っていても、相手に伝わりにくい
ということが起こってしまいます。
この状況の場合、「自分の英語が原因だ」と思い込むことで、ますます英語に自信がなくなってしまうのです。
昨日のセッションでも言ったことなのですが、英語圏や欧米圏と言われる国では特に、文化的な違いもあり、
自分らしくあること、というのがとても重視されます。
それは、面接などその人物を評価する時にも言えることなので
どんなに準備した完璧の英語で面接を受けたとしても、不自然だったり、相手の目を見ていなかったり、人として心地よいと感じてもらえなかったりすると、評価は低くなってしまうと思います。
英語などの外国語を学んで身につけていくことは、日本語の世界だけでは開くことの出来なかったハートの扉を開くことに繋がる、と私は考えています。
外国語だからこそ、コミュニケーションにおいて大切になってくるのが、ハートを開くことであり、それが「言葉すらも超えてコミュニケーションの質を上げる最大のもの」だからなのです。
日本語でコミュニケーションをとるときも、もちろん、人の心を動かす原理は同じです❣️ので、ぜひ、ハートを開いて、自分らしくあることをまず、心がけるようにしてみて下さい🥰