執着と信念の違いとは?

執着というのは、私たちが自分自身を苦しめる最たるものだと言われています。

そして、最近は科学でも証明されつつある人間の意思や感情に伴う波動(エネルギー)の中でも、重たくて低いものに分類されるのが「執着」。

いわゆる「引き寄せの法則」でも(これは、スピリチュアルととらえる人も多いですが、私はすでに科学であり、哲学であり、真理だと思っています。最近様々な分野の方が書いた本を読み、皆さん言葉やアプローチの方法が違うだけで言っている本質は同じなのです)、ものごとを複雑で難しくしているのがこの執着だったりします。

なぜなら、執着というのは、願いを遠ざけてしまうのに強い威力を発揮してしまう一方、何かを願って達成するときには、「必ずこうなる」という強い信念と意思をもつことは必要だからです。

そう、ことを複雑で難しくしている理由は、この執着と信念=自分の内側からの声を信じる気持ちがごちゃ混ぜになり、わけがわからなくなるからではないでしょうか。

執着は、自分を信じられないから湧いてくるという仮説

皆さんはどんなときに執着が湧くでしょうか?

例えば、私の場合は、「もし、ダメだったらどうしよう」という不安が湧いた時と強い執着はセットです。

試験に受からなかったらどうしよう。
面接で失敗したらどうしよう。
彼に嫌われたらどうしよう。
今買わないで、誰かに取られてしまったらどうしよう(バーゲン品に飛びつく心理!)

などなど、色々なシチュエーションが浮かびますが、要は根底に不安があるということです。

そして、その不安の元になっている恐怖心から、対象に対してしがみつくような気持ち、つまり執着が生まれます

この「しがみつく」気持ちや思いが、負の念(ちょっとコワイ言い方ですが・・・)となって、重たくネガティブな執着を生み出すのです。

そして、たまたま上手くいくことももしかしたらあるかもしれませんが、長い目で見るとたいてい、どこかで手放した方が良いものであることが多いです。

つまり。知っているんですね、「これ私のものじゃない」って。
どこかでわかっているから、自分のものではないからこそ、執着が起きるわけです。

あとは、本来なら上手くいくべきものなのに、自分を信じられていない時も、不安と恐怖からすごい執着がわき起こり、ダメになってしまうことも良くあります。

つまり、いずれの場合も、自分としっかり繋がっていない、自分の声が聴けていないことから起こるのが執着ではないでしょうか。

どう転んでも必ず上手くいく、が信念

いっぽう、信念というのは、対象に対して同じように強い思いがあったとしても、そして自分の中に確信めいたものがあっても・・・・いや、この確信があるからこそ、「結果はどっちでもいい」と最終的に思えるのが特徴なのです。

そう、最後の最後で天の意思に任せられるかどうか?!これなんです。

やるだけのことはやった、その上でなんです、この境地に行けるのは。

そんなに努力をしていなくても上手くいってしまう時などもありますが、その場合、実はこの軽やかな、でも自分と自分を守ってくれている存在を絶対的に信じている思いが、物事を上手く行かせることになります。

パーティのビンゴゲームなどでこんな人見たことありませんか?
血眼になってプレゼントを狙う人を横目に、ケラケラ笑いながら2つも!!大きな賞品を当てたりする人。

私以前同席したことがあるのですが、「すごい!ツイてますね!!!」と声をかけましたら、その方は、「俺ぜんぜん狙ってないからだよ」とおっしゃっていました。

後から聞きましたらこの方は、お仕事でも大成功をおさめている社長様でした。

「どう転んでも自分はツイてる。どの方向に行っても必ず上手くいく」

そんなオーラをその方から発せられているのを感じたのです。

つまり、何かを成し遂げる強い信念というのは、自分と、自分をとりまく全てのこと(人、モノ、お金、運)を信頼し、そして感謝している思いの集大成から生まれるのではないでしょうか。

今、困難な局面にあって、いろいろなことが上手く行かず、自分を信じる気持ちなんてもてない、という方。私もそうだったのでものすごくお気持ちわかります。

でも、そこで今のその状況は、自分に対する自己否定や不信感と、そこから生まれる不安や恐怖の重たい波動に同調して起こったことだと言われたら、あなたはそれを受け入れることはできますか?

まとめ

今日は、引き寄せの法則や、意志の力を考えるときに、必ずぶち当たる混乱の原因、執着と信念の違いについて書いてみました。

結局は、自分を信頼し、今ここに存在していることや与えられていることそのものを信頼して感謝できるかどうか?がその大きな違いの別れ目となります。

執着を手放すこととは、不安や恐怖というネガティブな思いの影響を受けない、そう決意するということです。これは、私たちにもともとある自己防衛や生存維持の本能でもあったりするので、なかなか手放すのは難しいのですが、「どう転んでも自分は大丈夫!」そう思えるかどうか?がポイントとなります。

さて、ではどうやったらそんな風に自分を信頼できるのか?!ですが・・・。

これは才能や努力、持って生まれた様々な条件とはまったく関係ないところでももつことができる、自分と絶対的に繋がっている安心感がその鍵となります。

皆さんは、自分と繋がっている安心感、もてていますか?
もてていない、という方は、瞑想会やヨガ、コーチングでぜひお会いしたいです。

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