目に見えないものを感じるということ

皆さんは、目に見えないものを感じる、というと何をまず思い浮かべますか?

大切な日にお天気が晴れていたら何となく天が味方してくれているようで気分がいいとか、

元気にしているかな?と考えていた人から連絡があったら、相手と通じ合っているような気がするとか、

悩んでいることがあって解決策を探していたら、
たまたま立ち寄った本屋で求めていた答えが得られそうな本を見つけて、ツイてる!と思ったりとか。

これらのことはすべて単なる偶然でしょうか?

「すべて必然です!」というと、全部がもともと運命的に決まっているというようにも聞こえるし、

「宇宙」とか「神様」とかをそのまま純粋に信じていて、その大きな存在のお陰だという人もいれば、

すべてはただの偶然でコントロールできないもので、結局は私たちがそれをどう解釈するか次第だという人もいるでしょう。

要は、どこに自分の物事を見るスタンス=立ち位置を置くか
だと思うのですが、

私のスタンスは、上記のちょうど間、例えるなら純スピリチュアルと純現実主義との間を取りたいと思っています。

これは、信じるとか信じないとかの問題ではなく、こうやって皆さんに何かをご説明するときに採用するアプローチとしてどれを用いるか、ということだと思っているので、信じる Or 信じないでいうなら、この世界には目に見えない大いなる存在はもちろん存在していて、それは真実だと考えています。

ただ、それを「神さま」とするのか、「宇宙」とするのか、というときに、私は、パワーをもつのは「本来の自分自身と繋がった意思の力」であり、その意思の力が他の存在の意思の力と共鳴したときに、何かが起こるもの、という説明を用いるようにしています。

つまり、私たちの意思の力には何らかのパワーはあるのだけれど、それだけがすべてをひとり舞台で引き起こしているのではなくて、他の意思と共鳴したときに、何かが起こるということです。

本来の自分は大きな世界と繋がることができる

最近Kindleで購入して読んだ本に、足立育朗さんが書かれた「波動の法則」というものがあって、とても感銘を受けました。

最近はたくさんのヒーラーの方が「私は宇宙と繋がれます」と言っているし、このようなスピリチュアル系のことに対しての偏見が薄らいできているのだと思うのですが、この本の著者はヒーラーなどのお仕事をされている方ではなく、職業は建築家とのこと。

とても理論的に、でも素直にシンプルに、ご自身のチューナーが開いて宇宙からのメッセージを受け取れるようになった経緯が書かれていて、特に物語性やロマンチックな脚色もなく、淡々と、そこから理解された「真実」について書かれています。

先述のようなヒーラーの方を疑るわけではないのですが、やはり、ご自分が信じたいことと、そのような脚色のないありのままの真実、というのは分けていく必要があると思うので、その意味で足立さんの書かれている内容はとても素直に、何の引っかかりもなく自分の中に入ってくる感じでした。

というのは、これはヒーラーの方達皆さんもおっしゃっている通り、たぶん誰でもそのような宇宙意識みたいなものはあって、私は足立さんの本を読んで、自分の中の感覚に自然にフィットした、という感じです。

つまり、私もそんなふうに感じていた!という納得感でした。

そして、足立さんはあくまで「伝わってくる情報として」書かれているのですが、その中にある、「自然と調和して」、「何かを感じたら」、「決心をして」、「即行動をすること」という内容が、私はとても納得したというか、すでにわかってはいたのにずっと出来ていなかったことだと改めて認識したのです。

そうなんです、足立さんもおっしゃっている通り、きちんと自然なありのままの自分で外の世界と調和できてさえいれば、全ての答えはちゃんと「わかる」のです。なぜなら、私たちには外の世界と繋がる力を本来もっているからなんです。

だから、足立さんもおっしゃっていますが、この自分の内側の「答え」というのは、決してひとりよがりのエゴが生み出す、自分にとって都合の良い答えではないのです。

それは、調和している自分だから「わかる」答えであり、「確信」できるものなんです。

まとめ:目に見えないものを信じることは自分を信じるということ

目に見えないものを信じる、というと怪しいとか、妄想の世界に行っちゃってる、と思う人もいますよね。
男性に多いかもですし、実際このようにフワフワしていて現実感のない女性は多いのかもしれません(私も若いときそうでした)。

だからこそ、地に足をつけた説明をしたいと心がけています。

宗教でも、妄想でも、ロマンスでもなく、真実として、この世界には目に見えないエネルギーや波動と呼ばれるものが存在しています。私たちもその一部ですし、動物にも、花にも、そこに落ちている石ころにもエネルギーはあって、これは物理学でも証明されていることです。

そして、私たちは他の動植物と同様、エネルギーで反応しあって生きています

だから、自分を心地よくするということは、自然と調和した本来のあなたとしての良いエネルギー状態を作るということです。つまり、本来のもっているものをただ生かすということで、花が日差しに向かって咲くのと同じように、自然で当たり前のことなのです。

そこに、たくさんの不自然なものや歪み、あとから信じ込んでしまっている自分を自分らしくさせない考え方や信念、思い込みが自分の中に増えてしまうことで、本来何を必要としていたのか、どうしたら心地よいのかがわからなくなってしまうんです。

だから、この歪みを少しでも正すために、いらないものを手放すために、ヨガや瞑想が助けになります。これも、宗教やスピリチュアルではなく、単純に呼吸と一緒に体を動かすことも、瞑想も、自分と繋がるということを助けてくれる行為だから。

私はヨガをして痩せましょう、とか、健康になりましょう、とかをただその目的のためだけには言いません。

私にとってヨガも瞑想も、目的はただ一つ、自分と繋がるため、本来の自分自身に戻すためだからです。

目に見えないものを信じるということは、自分を信じるということです
そして、ここで大切なのは、「全体の世界と調和している自分」を信じるということ!

決して切り離された自分ではないので、強調しておきますね❤︎

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