自分を信じることの本当の意味とは

私はいつも、

「自分の中に答えを見つけること」の大切さ

をお伝えしていますが、

このことと、「独りよがりの妄想」というのは似て非なるもの

見分けられていない人が結構いるように思います。

たとえば、今のような、得体の知れない不安とか

先の見えなさが世界全体を覆っている時には必ず、

世の中で起きていることに疑問を唱え、真実の目で本質を見極めて!のような

発言をする人たちが一定数います。

そして今はそれが誰でも自由に、簡単に発信できてしまうことから、

あっという間に拡散され、結果的に多くの人に影響を与えている例はたくさんあると思います。

こういった情報が今は特に多くの人から反応を得やすい理由は、

私たちが共有している「不安感」にダイレクトに訴えかけてくるから。

今で言うなら、それはズバリ、

感染症の正体についてや、ワクチンという未知なる存在についてです。

コロナウィルスについても、ワクチンについても、

得体が知れず、わかっていることというのは他の病気に比べてとても少ないですね。

この事実だけ見ても、私たちの中に共通の「不安」を生み出すのに十分なのですが、

そこへさらに、

人為的に作られたかも知れない可能性だとか、陰謀論だとか、

ましてや、世界を牛耳る黒幕によるワクチン接種計画だとか・・・。

そのようなことを発信している人は今とても多く、

大きな反響を呼んでいたりします。

さて、今のような「いったい何を信じればいいのかわからない」という状況において

信じられるものというのはいつも変わりません。

自分を信じること、これがいつもどんな時も、強力で有効なことです。

ただ、「自分を信じる」ということと、

「世の中で言われていることをすべて否定して疑る」ということは

果たしてイコール(同じ)でしょうか?!

今日はこのことについて、書いてみようと思います。

自分と繋がっている時の唯一の条件

自分を信じるということは、

自分というたった1人の小さな、閉ざされた存在の中ですべてを解決することではありません。

自分を信じる、の本当の意味は、

「自分と、自分と繋がっている大きな存在を信じる」ということとも言えます。

つまり、私たちを生かしてくれている環境や、

国のシステムも含めて

大きな広い世界のしくみにも、

ある部分では信頼と敬意を抱いている状態でもあるのです。

たまに、スピリチュアル系の方の中には

自然なものは信じるけれど、人為的なものはいっさい信じないし、受け入れない

というようなスタンスを取る方がいますが、、、

よーーーーーく考えてみて欲しいのです。。。。

私たちは今この時代に生まれてきて、今日まで生きてきて、

人為的なものをいっさい信じないで

本当に生きていけるでしょうか?

医療も、国のしくみも、世界でなされている様々な取り組みや研究も

その恩恵があるから、

私たちは今こうして平和に安全に暮らしていられるわけです。

もちろん、そこにはビジネスもあり、お金や利害関係も絡んでいるでしょう。

でもそれがあるからこその、便利さや快適さであることも事実だし

このような仕組みを例えて言うなら、

ルールを敷いて行われるゲームのようなものではないでしょうか。

たしかにこの世の中は善意だけでは動いていません。

悪の存在に対しては、自分の感覚を研ぎ澄まして見極め、関わらないように回避することはとても重要です。

間違っていることや、正すべきことに対しては異議を唱えたり、権利をきちんと主張することもゲームを活性化させます。

つまり、このような一見「悪」に見える存在というのは、あなたのサバイバル力を目覚めさせ、必要な時は自分を守り正しい行動をするという強さを鍛えてくれる存在でもあるのです。

ゲームを楽しむには、相手の存在を意識しながらあなたは戦略を練り、自分にとって大切なものを守りながら

どうしたらスコア(=幸せ)を獲得できるか、学んでいく必要があります😉

このゲームを楽しく快適なものにするかどうかは、あなたの意識状態が決めることになります。

ゲームに参加せず、権利は得ながら文句ばかり言っているのは、プレイヤーとして失格ではないでしょうか?!

意識のあり方で経験する現実が変わってくるのは、いつもこのブログでお伝えしている通りです!

そしてたぶん、どんなゲームにおいても

心を落ち着けて挑んだ方が成功するのは共通だと思うのですが、

その理由は、自分と繋がっている安心感がベースにあると物事をしっかりと判断することができるからなのです。

それが、自分を信じるということであり、「自分を生かしてくれている大きな世界に信頼を置く」ということにも繋がるのだと私は考えています。

そう、自分と繋がっている、信じる時の唯一の条件は「安心感」なのです。

不安を操る情報に気をつけること!

メディアを見れば、不安が大きくなる情報ばかりですが、

それよりも危ないのは、その不安感にかこつけて根拠のないおかしなことを言っている極端な情報だと思います。

人の心理で最も操作しやすい部分は不安感です。

不安感を逆手にとって人を扇動する存在には注意が必要です。

不安の中で、「私は自分を信じるから、外の情報はすべて遮断します」という姿勢をとることが、自分軸をもつということではありません。

自分を信じ、自分軸をもつ、ということは、

必要な時は情報を遮断して自分の内側の声に耳を傾けつつも、

外の世界とは常に繋がっていて、自分にとり、そして皆にとり良い行動を自分で判断していくこと

自分と繋がる、ということは決して小さな自分という狭い世界に閉じこもるということではなく、

自分を生かしてくれている大きな世界との繋がりを同時に感じるということでもあるからです。

自分自身の中で調和が取れている状態が外の世界との調和へと繋がり、

自分という存在を超えた視点でものごとの判断ができるようになります。

これが、私がお伝えしている豊かさマインドです・・・奥が深いですね!🥰

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