育ちがいい人

皆さんは、「あの人は育ちがいい」と言うようなとき、どんな人を思い浮かべますか?

良い家柄に生まれて、ガツガツしていない?

言葉遣いや所作がエレガント?

それとも、身につけているものが高級品ばかり?!笑

私は、上記はどれも決定的なものではないと思っています。

私が思う、「育ちがいい人」というのは・・・

素直な人

です。

何かをもらったら喜んで、感謝できる人。

いつも幸せの方を向いている人。

心地よいことや人とだけ一緒に過ごす人。

自分が望むものを言葉にして、そこに向かっていける人。

意地悪とか陰口とは無縁の人。

私がこれまで出会ってきた、私からみて「育ちがいいな」と思った人たちというのは、上記の特徴が共通してありました。もちろん、とっても少数派です。

そして、ここで言っている、「育ち」というのは結局は、愛情面で屈折していないという意味で私は理解しているので、私自身ももともとは当てはまっていません(笑)し、育ちが悪い=悪い人間という意味ではもちろんありません。

ですが、この「育ち」は、自分を育て直すことによって、良くすることができるとも私は考えています。

なので、私は、上記の意味での「育ちのいい人」たちを観察して学び、自分も彼らのように振る舞えるようになりたい、そう長い間思ってきたのです。

素直さは心のダイヤモンド!

上記の「育ちがいい人」の特徴は、自己肯定感が高い人の特徴とも共通しています。

そして、簡単に想像できることですが、こういう人はどんどん幸せになります。

愛情面でも金銭面でも恵まれるので、どちらが先か、という話にもなり。

「もともと生まれた家が幸せだから、性格もそうなる」という考え方もありますし、それは事実かもしれません。

ですが、性格やものごとの捉え方、考え方や行動というのは、後からでも自分を「育て直す」ことによっていくらでも変えられるのです。

変えられるのに、変えようとしない。

それこそが、生まれもったものを言い訳にした怠慢ではないかな、私は思ったりもします。

育ちの良さとは、シンプルに言えば素直さなのです。

みんなで違う味のキャンディが入ったお菓子箱を前に、「何味がいい?」と話し合っていて、◯◯ちゃんは?と聞かれたら、「アップル味!」と、素直に欲しい味を言えるということ。

そこで、「なんでもいい」と言いながら、好きな味を取られてしまった後で「アップルがよかったな・・・・」とか思ったりしないのです。

ちょっとクセのある人が職場に入ってきても、直接何かされたのでなければ、その人についての「おかしいと思える」点を探して「やっぱり変な人だ」というラベルを貼ってみたり、それを同僚と話し合ったりもしないのです。

相手が誰であっても、自分らしい好きな自分で振る舞える。

だから、たとえもしも本当に問題のある人であっても、必要以上に気にすることもないので、被害を受けることもないし、また、他の人と同様に接することができるので、偏見のないその態度が感謝されたりします。

素直であることとは、余計な思い込みに縛られて物事を複雑にしたり、ラベリング(意味付け)をして決め付けたりせずに、いつもサラサラ流れるきれいな水のように自分を保てているということですが、この素直さは、子供の頃、私たちは皆がもっていた性質でもあります。

この性質を自分の中にちゃんと見つけて、大人になってからでも磨いて、いつも汚れがつかないようにメンテナンスできるようになると、あなたはいくつからでも「育ちのいい人」になることができます🥰

まとめ

育ちがいい。

そう思われたら誰でも嬉しいですよね!

そしてそれが、家柄とか、経済状態とかではなく、心のもちようで決まるとしたら?

私たち皆が生まれたときにはもっていた、「素直さ」という内側のダイヤモンドを、ぜひ見つけて大切に磨くようにしてみましょう。

そこについてしまった、汚れとかゴミは、少し時間をかけて取り除く必要があるかもしれません。

でも、それはあなたが悪いからついたのではなく、その原石がそんなにも大切なものだと知らなかったから、それだけなのです😊

そして、育ちのいい人は、少数派ではありますが必ず魅力的で人から好かれますので、ぜひそういう人たちに近づいてみて、仲良くなるところからいろいろ影響を受けてみるのも、とても効果的だと思います。




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