覚悟が決まるのは○○なとき

今年もあと3週間となりましたが、1年の締めくくりとなる作業は進んでいますか?!

私は「大掃除」ということで一気に掃除するのが苦手なので、なるべく1年を通して面倒なところをちょこちょこ掃除するタイミングを決めています。

できるだけ季節が良くて、やる気になる時期がいいので、窓拭きなどはこの寒い時期にはやらないと決めています😎

そして、私にとり、今年1番の断捨離は、「迷いの退路を絶つ」ということでした。

私はもともと、気持ちが決め切らないと、特に億劫に感じてしまうことだったり、ちょっとした恐怖心や不安を伴うことに関しては、いつまでたっても放置してしまう、という癖がありました。

「ありました」と過去形で書いているのは、それがここ数年で特に改善されてきたからです。

以前は、人と会う約束にしても、あまり早くに日程を決めることが苦手だったり、あとは何かをやるにしても申し込むタイミングは期限ギリギリになってしまったり・・・。

こういう方は他にも多いのではないかと思いますが、皆さんはいかがですか?😆

このようにしてしまう理由として、やはり、「後戻りできる可能性を残しておきたい」という自分の弱い心が隠れていたように思います。

その一方で、友人や知人の中には、予定を早くに決めたがる人や、早く決断してすぐに行動する人というのもいて、過去の私はそのような行動をまったく理解できませんでした。

そして、そこに自分も関わっていたりすると、ちょっぴり、「めんどくさいな・・・」なんて思ってしまう自分もいたんです。

理由は、そのようになんでも事前に決めてすぐに行動したがる人に対しては、必然的にこちらも意思表明を早い段階でしなくてはならず、

またなんとなく、変更したりすると責められそうで・・・気持ちがひいてしまっている自分が過去にいたんですね。

覚悟を決めることと、計画に縛られることの違いとは?

たとえば旅行などが良い例なのですが、皆さんは、「綿密に計画を立てる派」と「ざっくり決めておいて、現地の体調や天気、気分次第で動く派」どちらでしょう?

私はこれに関しては完全に後者!なのですよ😊

なので、前者のタイプの方と旅行するとお互い疲れるし、イライラしてしまいます(笑)

このような理由から、私の旅行は最低でも2週間くらいの猶予をもって行く必要があるのです。

2週間あれば、予定もいろいろアレンジ・変更が可能ですからね!

あと、イタリアとかフランスとか、ラテン系の人たちにも通じると思うのですが、

あんまり事前にあれこれ決めすぎることは、その時に湧いてくる直感とか、気分とか、お天気とか、そのような当日になってみないとわからない不確定要素を無視しなくてはいけなくなるので・・・

ラテン系の人たちの当日キャンセルや変更が多いのは、

直感や気分、体調などの不確定要素、そして私のコーチングでも大切にしている「内側の感覚」に従っているから

と考えるととても共感するものがあるので、私はどちらかというとラテン気質なのだと思います😘

私にはそのような傾向があることを前提にした上でですが、ここ最近は、大切なことは早く決めて早く動く、ということができるようになってきているのです。

ただし、そこにはコツがあります。

それは、細かいことは結構直前まで保留にし、日程や場所など、おおざっぱなことだけはざっくりもう決めてしまうというもの。

もともと事前にきっちり決める人たちにとっては、そんなこと当たり前だよ!と思うのかもしれないのですが、これが、私のような人にとっては大きなことでして。

その理由が、最終的に自分の直感と、ことの成り行きがぴったり合わさるように上手くいくということを望んでいて、実際にそうなっているからなのです。

つまり、「決めてしまったからやらなくてはいけない」のではなく、

「あー、やっぱり決めておいてよかった!」と思うくらい、いろいろなことがトントン拍子にうまくいく、というケースが多くなってきました。

そしてこれはですね、逆に言えば、トントンとうまくいかない時というのは、結果的にそのタイミングでない方がいいとか、目的地は決まっていても手段は他にある、ということで・・・勝手にキャンセルになってくれる!という展開になるんです。

たとえば、約束していた友人との食事、なんだか忙しいし、どこで会うのかな、時間取れるかな・・・なんて思っていると

「コロナが蔓延してきているし、体調がイマイチだから延期しない?」と連絡がきたり。

このような、関わっている人とかその他の要因によってキャンセルになったときに、

「えー・・・・!!困る〜、この日でないと!!」みたいなことがほぼないんですね。

もちろん、友人との食事はいつでもいいものといえばそうなのですが、お仕事でも、それ以外のことでも、

すべてはベストなタイミングがあり、そうでないものは無理に推し進めない、という感覚が根底にあるのです。

では、そんなふうに日々変化する状況の中で、「覚悟を決める」必要があるとしたら、それはどんなことでしょうか?

それは、日程が変わろうが、決めた通りに進まなかろうが、必ずそっちの方向に進むのだ、という腹のすわった感覚なのです。

そこには、「ダメだったら○○に変えようかな」などという他の選択肢は自分の中にありません

一時的に代替のことで対応することはあるかもしれませんが、それはあくまで代替であって、

自分が本当に進むべき道や選択肢でないことはわかっているので、目線はその先の最終目的地にいつも固定されています。

そして、この「腹の座った覚悟(=他の選択肢を断つ)」があると、その上で決めたことはトントン拍子に進みやすくなるし、進まない場合は単にタイミングが今ではないだけ、という感覚で待つこともできるというのが、「計画したらその通りに行かないと不安で仕方ない」という状態とは大きく違う点です。

まとめ

旅行などがそうなように、目的地はまず決めなくては、どの飛行機をとるのか、ホテルはどうするのか、最低限のアクションすら起こせなくなりますね。

旅行で言うなら、目的地を決めて、飛行機を予約しお金を払う。

ここまでが、他の選択肢を捨てて気持ちを目的地に向けて一気に集中させる「覚悟のアクション」ではないかと思います。

でも、たとえば行き先の候補をいくつか持っていて、飛行機代とか、現地でのアクティビティとか、食事とか、細かいところを比較してその結果で決めようとしている場合・・・

そのような情報とかデータベースでだけで決めようとすると、迷う要因は多くなるし、また、実際に迷いながら決定していくのだとしたら、後から

「あっちにしていけばよかった〜!」とか

「○○って書いてあったからこっちにしたのに〜!」とか

「こっちがいいっていったじゃん!」など人のせいにしてしまうなど

何かが起こるたびに心休まらなかったり。

あと何より、これは根拠はないのですがなんとなく

あんまり気持ちが乗らないけど、決めちゃったから、という感じにもなりやすいのではないかな〜、と思うのですが、いかがでしょうか?

そしてこういう状況の時にですね、計画通りに行かないことに対してイライラしたり、誰かを攻めたくなったりするのではないかな、と思うわけです。

まずは目的地を決めて、他の選択肢を一旦捨てる。

それができると、その道は初めて視界良好となって、あなたの目の前に開けてくるのではないかと思います!

覚悟を決めるためには、当然、何を望むのか?が明確である必要がありますので、どうしたら明確にできるのかを知りたい方は、ぜひ無料メール講座を購読ください🌹




コメントを残す

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください