潜在意識との対話

昨日のグローバル瞑想会は、急きょベルギー人の友人がブリュッセルからランチタイムに参加してくれて、とても楽しく良い時間となりました。

「まるで日本にプチバケーションしているみたい」と言っていて、彼女は前回昨年の初開催の時にも参加してくれたのですが、そのときに願った新月の願いが叶ったのだそう♡

最初の参加から瞑想をとても気に入ってくれて、今はアプリで短い時間でも毎日やってくれているとのこと。彼女のように、瞑想に興味をもってくれて、そしてオンラインで空間・距離を超えて繋がってくれる人をもっともっと募っていきたいと思っています!

瞑想は共にやることで、お互いの深層意識で繋がれるという効果もありますので、元気がない人も、ちょっとハイな人も、また様々な場所にいてそこの波動の影響を受けている人たちが繋がることによって、私たちの内側が「慣らされて」、ニュートラルで中庸の意識をもてるのではないかと私は思ったりしています。

さて、瞑想は潜在意識と繋がる良い方法と言われていますが、私たちの意識の95%を占めていると言われ、無意識の行動や考え方に大きな影響を与えています。

そしてこの潜在意識、自分ではなかなか思うようにコントロールしづらい、という点でやっかいな存在だったりします。

そして私たちが自分を変えたいと思う時、この潜在意識の中身を変えることは必須と言っていいくらい、重要になってきます。

今回は、この潜在意識について少し、その中身の知り方、ご自身の内側との対話方法を書いてみたいと思います。

自分の潜在意識を知るヒント:行動と言葉

潜在意識は、自分で「こう思うことにする」とか、「こう決めた」と思ったとしても、その深いところではそのような新しい決意や考え方がなかなか浸透しづらく、また過去からの根深い信念や習慣となっているパターン化した言動が根強く残ってしまっているという性質があります。

「潜在意識の書き換え」という、無意識層の深い領域に短時間で働きかけるというヒーリングやセッションが人気だったりもするくらい、自分の意識なのに自分でコントロールしづらい、というのが潜在意識の難しさだったりします。

そこで、その数少ない「自分で自分の潜在意識の状態が確認できる方法」として、いちばんわかりやすいのが行動と言葉です。

たとえば、ずっと夢見ていた仕事をするために、資格を取る目的で勉強をしていたとしましょう。

頑張って、一生懸命勉強して、ついにその資格試験の日がやってきました。

それなのに、当日熱が出て、試験どころではなくなってしまった。
あるいは、試験会場に向かう途中でお腹が痛くなり、駅の医務室で休んでたりして遅刻してしまった・・・・。

ちょっと極端な例ですが、これ、すごい不運に思えますけれど、実は潜在意識の中ではその試験を受けることを拒否しているということです。

ここで、潜在意識の特徴としてある「現状維持」の性質というのも無視できないのですが、これは私たちがどんなに良い方向に変わろうとしても、一度はそれに対する抵抗というものが、自分または周囲の人を通して出てきたりします。

これはひとつのプロセスなので、出てきたら、その都度、本当はどうしたいのかを確認して思いだし、潜在意識に少しずつ言い聞かせる、ということが必要になったりします。

この場合は、どんなに潜在意識が抵抗をしても、望む方向はこっち!と何度も確認して、そしてすればするほどクリアーになるならOKなのです。

ただ、そうでない場合ですね。
頭では試験を受けて、晴れてその職業で生きていくという道を進みたい、と思って(いると信じていて)も、潜在意識の奥深いところではイヤなんです。

その道以外に、ほんとうにやりたいこと、体験したいことがあるって潜在意識は知っているからなんです。

そんなとき、カラダを使って、その「イヤ!」を示してきたりします。

また、もう一つの方法が言葉です。

資格をとって、夢の職業に就きたい!という正しい方向に進んでいるはずなのに、自分の口から出てくる言葉が日常的にネガティブな場合。

本当に行きたい方向に進んでいるなら、意識の深いところではワクワクするはずなのです。しかしもしもネガティブな言葉、それはこの資格のこと以外でも、誰かに対してでも、「無理に決まってる」とか、「そんなことして何になるの」とか、「頑張っても報われない」という類の言葉が口から、あるいはアタマの中だけでも出てくるとき、それはあなたの潜在意識がそのような思い込みをもっている証拠なので、その言葉通りの現実がやってきます

なので言葉はノートに書いてみることをお勧めします。

できるだけ浮かんでくる言葉を正直に書いて構いません。
自分の潜在意識が何を思い込んでいるのか、どんな信念がこびりついているのか、を確認するのにとても良い方法だと思います。

潜在意識を望む未来に向けていくには

ではそんな風に、ご自分の今の潜在意識が何を信じているのか、どんなパターンをもっているのかを知った上で、それを望む方向に向けて変えていく必要があるとき、どうしたらいいのでしょうか?

まず、潜在意識は魂とか、本来の自分と深くつながっているものでもあるので、そこからの声をしっかり聴くことはとても大切です。

アタマだけで思い込んでいる方向に、無理やりもっていこうとしても、本来のあなたの方向でない場合は、必ず抵抗を示してきます。それは、「なんかモヤモヤする」とか、「嫌な感じ」としてあなた自身にしかわからない感覚で伝わってくるはずです。

この場合、本当はどうしたいのか?は頭で思い込んでいる都合のよい方向とは違うよ、ということなので、その深いところと対話していくこと、が大切になります。

また、もう一つ大切なこととして、潜在意識にはたくさんの過去の記憶とそれによってできた信念、思い込みが蓄積されており、先ほどの「本来の自分」とは関係ないものによって占められてしまっていることも多くあるわけです。

なので、本来の自分の声を聴くためには、潜在意識のお掃除、つまり、本来の自分でないものはできるだけ手放して外に出していくことが必要になります。

具体的には、本来の自分でないと感じる(これは感情でわかります)習慣や行動パターン、言葉を見つけたら、片っ端からそれを、本来の自分らしいものに変えていく、逆側からの矯正(と言っていいのか謎ですが)によって変えていくことが効果的です。

判断の基準はとてもシンプルで、本来の自分でないものは心地よさを感じず、本来の自分であるものには心地よさと安心感、ワクワクの感情がついてきます

もちろん、習慣になって長年やっていることというのは、それが当たり前になっているのではじめは何とも思わないかもですが、ご自身の内側の感覚が目覚めてしっかり感じるということが出来るようになってくると、このあたりの感覚がハッキリとわかるようになってくるかと思います。

まとめ

今日は、現在の潜在意識の状態を知る方法と、その潜在意識を望む方向に向かわせるためのヒントについて書いてみました。

潜在意識を望む方向に向かわせる、と言うより、正しくは、本来のあなた自身の意識に戻す、という方がしっくりくるかもしれません。

もしも今、違和感を感じていることがあるのであれば、上記のような方法でまずは潜在意識との対話をするようにしてみてください。

そして、できるだけ心地の良いあり方に、行動や言葉、習慣を変えていくこと
そのためにあなた本来のものでないものは手放していくこと。

瞑想はこのようなステップを行う上でも、毎日の習慣にするとそのベースとなって効果を早めると思いますので、ぜひお勧めです☆




コメントを残す

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください