集中力を高めるコツ

最近、量子力学について分かりやすく書いてある村松大輔さんの本「量子力学的習慣術」を読みました。

量子力学では、私たちの体や意識、

そしてこの世界の全てのものをを構成する最小単位要素である「素粒子」の存在と、

その素粒子をさらに細かくみた時に、感情や思考などの目に見えないけれど何か感じるものにまで

存在すると言われている、素粒子の中のさらにミクロの存在まで分解して説明されています。

こちらの本では、特に、私たちの感情や思考により発せられるとされる「フォトン」という光の粒子の性質について、とても分かりやすく説明されています。

以前こちらの記事でも紹介した足立育朗さんが書かれた「波動の法則」の中でも、

このように量子力学的な視点で論理的に説明されたものを読んでいたのもあり、

「波動の法則」から25年ほど経過した今、その研究はさらに進んで

細かいことがよりわかってきているのだということも納得し、嬉しく思いました。

そしてこの本を読んで、自分の体験からとても腑に落ちたのが、

集中力が高まるとどういう状態になっているか、というお話しです。

皆さんは、集中力はありますか?

思うに、この集中力って、様々なシーンでの明暗を分ける鍵となるもので、

これがうまく発揮できるかそうでないかで、

人生レベルでものごとを達成する結果に結びついてくると思います。

そしてこちらの本でも書かれている、

集中を妨げる要因というのが私としてはとても納得がいきました。

それが、

人と比較する、焦り、不安、恐怖、諦め、ダラダラ気分

です。

つまり、自分に集中できなくなる最たる原因ですね。

私は、自分で言うのもおこがましいのですが、集中力はある方だと思っています。

なので、村松先生がおっしゃる、集中力が高まった時の「ゾーンに入った」状態や、

「時間感覚が変わる」状態というのは体験的に知っています。

人生の中でいちばん純粋にそれが発揮できていた時というのは高校生の時です。

当時運動部の中でも最も練習がきつい部の一つだったバスケットボール部に所属していて

授業の後は練習し、土日も拘束されている状態だったので、

私の勉強時間はおそらく、

部活動をせずに決まった勉強時間をもてている友達に比べたら少なかったと思います。

私が通った学校は、受験する大学に合わせてカリキュラムが組まれていたいわゆる「大学受験のための高校」で

クラスの中でも、学年でも、いつもテストの順位が発表されていました。

なので、親の目もあり、順位はいつも気にせざるを得なかったのですが、

普段の小テストでは成績が最悪、な状態から

中間テストや学期末では持ち直して

学年で上位を取れることがありました。

これは、頭が良いからとかではなくて(笑)、

ラストスパートの集中力

が成せたことだったと今振り返っても思います。

そして、大学に進んで出会った、

いわゆる「偏差値の高い人たち」を見てもそうなのですが、

彼らはとても要領が良い、言い換えると

短時間で成果を出すことに長けている

人たちが多いという印象でした。

要領が良いことというのは、

特に暗記が勝負の学校のテストなどでは

能力の一つではあるけれど、

必ずしも人として大切な「賢さ」とは違うかも知れません。

ですが今回、この量子力学についての本を読んで確信したのは、

要領の良さは、ある場合においては「集中力」と言い換えることができて

この集中力があるかないかで、

同じ時間、同じことに取り組んでも

結果が違ってくるわけです。

つまり、集中力が高い自分になれると、

人生でいろいろなことに挑戦して結果を出す事ができ、

それが自信へと繋がって自己肯定感が上がり、

前向きな生き方のスパイラルへと繋がるということも起きてくるわけです。

ワクワク✖️できる!が高める鍵

集中力を妨げる要因として先ほど

人と比較する、焦り、不安、恐怖、諦め、ダラダラ気分

と書きましたが、私も大学以降は、勉強そのものに意欲が湧かなくなってしまい

また、他にたくさんの「デキる人たち」を見たことで

自分は大したことない、と思い、

上に書いた妨げる原因の中で言うなら諦めとダラダラ気分に浸って長く過ごしてしまいました。

ものすごく情熱を傾けることにも出会えなかった、と言うより、

どこか自己否定する気持ちと自信の無さや不安も抱えていたので、

集中力を傾ける対象をみずから見つけないまま、社会人になってからも過ごしてしまったのです。

なので、このダラダラ期はいわば、集中しない散漫な時間だったので、

何をやっても(やろうとしても)飽きっぽくて続かないし、

もちろん結果にも繋がらないということになり、

ますます自分に対する自信もなくなり、次第にいろいろなことを諦め始めるという

悪循環になっていきます。

村松先生もおっしゃっていますが、

集中している状態とは、

意識を構成するフォトンが動きとして活発になり、活性化されている状態で、

これは、周りの環境などの影響もあるのと同時に

いちばん重要となるのは自分自身の意識がプラスに高まることです。

だから、そもそも、あまり好きでも得意でもないことにこれを高めるというのは限界があるのです。

その意味では、10代の自分が受験などでも集中力を高められたのは純粋に、

若さによる

自分の中の勉強に向けた好奇心と挑戦する気持ち

そして

デキる!!!

という根拠のない自信だったように思います。

だから逆にいうと、何に対しても結果を出す人というのは、

この好奇心と根拠のない自信をどんな対象であってももてるということで、

これが、いわゆるモチベーションを保てる人の特徴です。

そして、年齢と共に時間がもつ重要性も変わってくる中

やはり、集中力を高めて結果を出す対象というのは、

自然にそれが高まりやすい大好きなこと、ワクワクすること

これに絞るべきで、そうすることで集中力は自然に高まり

楽しみ喜ぶ気持ちがまたそれに拍車をかけるという

好循環になるわけです。

まとめ

最近私はまた集中力が高まって、

仕事などの活動で「ゾーンに入る」感覚を体験している自分がいます。

つまり、村松先生もおっしゃっている、

ゾーンに入る=時間感覚が変わる=濃い時間を生きる

という感覚で生きられています。

今、企業研修などでマインドフルネスが注目される理由に、

集中力の高まり、という

マインドフルネスから得られる効果があります。

集中力は、大好きなことやワクワクすることであれば、自然に高まりやすくはなるのですが、

集中力が強烈に高まった状態を経験したことがない、また長く経験していなくて忘れてしまっている

そういう人は、もしかしたら、好きなことであっても

なかなか集中できないかもしれません。

これは、先ほどの、人と比較してしまったり、どうせやってもダメかも・・・などの

過去の経験からくる「余計な考え」に邪魔されることが原因です。

この「余計な考え」に邪魔されなくなる強い軸のあるあり方を作るという意味で、

瞑想やマインドフルネスは習慣にすることで良い訓練にもなります。

余計な考えに囚われない、今やるべきこと、意識を向けるべき対象に全身全霊で向き合う

これが高まると、忘我という「ゾーンに入った」状態を体験します。

すると・・・・驚くべきひらめきや、気づいたら体が勝手に動いている!のような

なんとも言葉では言い表し難い不思議な体験をすることがあります。

これが、村松先生は「ゼロポイントフィールドと繋がっている」と表現されていますが、

私の場合は、豊かさの大きな世界にアクセスしている、とお伝えしています。

自分一人の能力というよりも、すべての存在からのサポートが入ってきているような感覚です。

この感覚をぜひ、皆さんに体感していただきたいと思っています!

そのためには、

自分と繋がり、肯定すること

これがまず大前提として必要になりますので、マインドフルネスの表面的なことではなく

奥義を理解する必要があるわけです🥰




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